スペイン語の関係詞 (pronombre/adjetivo/adverbio relativo)
スペイン語の関係詞には、先行詞である名詞の説明をする関係代名詞 (pronombre relativo) 、名詞の所有関係を関係形容詞 (adjetivo relativo)、時や場所などを説明する関係副詞 (adverbio relativo) があります。関係詞には、疑問詞と同じ単語が使われますが、qué など疑問詞にアクセントがあるのに対して、関係代名詞では que というふうにアクセントがありません。
スペイン語の関係代名詞 (pronombre relativo)
スペイン語の関係代名詞には、以下のようなものがあります。
スペイン語の関係詞には、先行詞である名詞の説明をする関係代名詞 (pronombre relativo) 、名詞の所有関係を関係形容詞 (adjetivo relativo)、時や場所などを説明する関係副詞 (adverbio relativo) があります。関係詞には、疑問詞と同じ単語が使われますが、qué など疑問詞にアクセントがあるのに対して、関係代名詞では que というふうにアクセントがありません。
スペイン語の関係代名詞には、以下のようなものがあります。
関係代名詞 | 性変化 | 数変化 | 例文 | 備考 |
que 先行詞は 人・事物 | なし | なし | (あそこにいる少年は私の息子です。) (私の父が買った車は高かった。) (昨日起きた事故についての情報を求めている。) | 最も一般的でよく使われ、人および物、事柄のいずれをも先行詞とするが、前置詞を伴う人が先行詞になる場合は使わない。 |
quien 先行詞は 人のみ | なし | あり | (ピアニストだった私の母が音楽を教えてくれた。) (友人が話していた人たちに会った。) (早起きする人は健康だ。) | 文章の主語となる先行詞に対する関係代名詞としては使用しないのが普通。用法としては、一般的な人の意味で quien 自体が先行詞を含む場合、先行詞が前置詞を伴う場合、コンマを使った挿入的な用例のみで使われる。 |
el/la/lo/los/las que 先行詞は 人・事物 | あり | あり | (信頼する友人のひとりがその情報をくれた。) (とてもおもしろい映画があり、今週封切になる。) (試験に失敗し、それが彼のトラウマになった。) | que との用法の違いは、前置詞が先行詞につく場合、あるいは、文章中でどれが先行詞であるかを明確にしたい場合などに用いる。 |
el/la/lo cual, los/las cuales 先行詞は 人・事物 | あり | あり | (君の話していた会社に入ったよ。) (絵画が 2つあるが、そのうちの 1つはとても有名だ。) (助けてあげた男が私を訪ねてきた。) | el que と用法は同じだが、それよりも使用頻度は少ない。ただし、前置詞を伴う先行詞の場合、こちらのほうがよく使われる。 |
cuanto, -a, -os, -as 先行詞は 人・事物 | あり | あり | (私は言いたいことをすべて言った。) (私に手紙を書いてきたのはすべて学生だった。) | todo を先行詞とする場合や、cuanto のみで「~すべて、すべての~」という意味を表す。口語での用例は少ない。 |
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