lunes, 2 de enero de 2012

スペイン語のアクセント

アクセントのある音節

音節とは、1つの発音のユニット(単位)を言います。ほとんどルールらしいものもなく、ひとつひとつ辞書で確認しなければならない英語と違って、スペイン語のアクセントにはある一定の規則があります。

それは、おおざっぱに言うと、単語の最後の音が「母音または s nで終わっているかいないかというのがポイントです。大きく分けて、「母音または s n」で終わっていれば、下の「1.」のルールになり、それ以外の音で終わっていれば「2.」のルール、例外が「3.」となります。

1. 母音、または s あるいは n で終わる単語 最後から2番目の音節にアクセント
pa-ta-ta (ジャガイモ)
dic-cio-na-r
io (辞書)
lu-ne
s (月曜日)
or-de
n (秩序)
2. sn 以外の子音で終わる単語 最後の音節にアクセント
a-ni-mal (動物)
ca-mi-na
r (歩く)
ca-pa
z (能力がある)
re-lo
j (時計)
3. アクセントのついた単語 アクセントのついた音節にアクセント
Ja-pón (日本)
ca-f
é (コーヒー)
l
á-piz (鉛筆)
na-ci
ón (国家)

アクセント記号の調整

英語に比べるとシンプルなスペイン語のアクセントですが、1つだけややこしい点があります。それは、性数の変化によって、もともとの単語にはないアクセント記号をつけたり、逆に、外したりしなければならないということです。

つまり、その単語の持つアクセントの位置は基本的に変わりませんが、性数によって、単語の語尾が変化してしまうため、アクセントの位置をきちんと表すためにアクセント記号をつける・外すことが必要になるのです。

たとえば、joven(若い)という単語を見てみましょう。
単語
アクセントの位置
男性・女性形単数
男性・女性形複数
jo-ven
最後から2番目の音節
変化なし
jó-ve-nes
この単語はもともと「jo-」の部分にアクセントがあるわけですが、それが複数形になると語尾に「-es」について jovenes となります。このままでは、上のルール「1.」からアクセントは最後から2番目、つまり「-ven-」の位置にあることになってしまいます。単語のアクセントは基本的に一貫して変わりませんので、「jo-」のアクセントの位置を維持するために、アクセント記号をつける必要がでてくるわけです。

では、逆に、アクセント記号を外す場合を見てみましょう。japonés (日本人)という単語があります。
単語
アクセントの位置
男性形単数
男性形複数
女性形単数
女性形複数
ja-po-nés
アクセント記号の音節
変化なし
ja-po-ne-ses
ja-po-ne-sa
ja-po-ne-sas
もともとアクセント記号がついているのは、上のルールの「1.」、「2.」に当てはまらないからついているわけですが、性数の変化によって、ルール「1.」の条件に当てはまるようになります。よって、アクセント記号は不要になるため、これを外すというわけです。

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