アクセントのある音節 音節とは、1つの発音のユニット(単位)を言います。ほとんどルールらしいものもなく、ひとつひとつ辞書で確認しなければならない英語と違って、スペイン語のアクセントにはある一定の規則があります。 それは、おおざっぱに言うと、単語の最後の音が「母音または s か n」で終わっているかいないかというのがポイントです。大きく分けて、「母音または s か n」で終わっていれば、下の「1.」のルールになり、それ以外の音で終わっていれば「2.」のルール、例外が「3.」となります。 1. 母音、または s あるいは n で終わる単語 →最後から2番目の音節にアクセント | ||||||||||||
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2. s、n 以外の子音で終わる単語 →最後の音節にアクセント | ||||||||||||
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3. アクセントのついた単語 →アクセントのついた音節にアクセント | ||||||||||||
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アクセント記号の調整 英語に比べるとシンプルなスペイン語のアクセントですが、1つだけややこしい点があります。それは、性数の変化によって、もともとの単語にはないアクセント記号をつけたり、逆に、外したりしなければならないということです。 つまり、その単語の持つアクセントの位置は基本的に変わりませんが、性数によって、単語の語尾が変化してしまうため、アクセントの位置をきちんと表すためにアクセント記号をつける・外すことが必要になるのです。 たとえば、joven(若い)という単語を見てみましょう。 | ||||||||||||
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この単語はもともと「jo-」の部分にアクセントがあるわけですが、それが複数形になると語尾に「-es」について jovenes となります。このままでは、上のルール「1.」からアクセントは最後から2番目、つまり「-ven-」の位置にあることになってしまいます。単語のアクセントは基本的に一貫して変わりませんので、「jo-」のアクセントの位置を維持するために、アクセント記号をつける必要がでてくるわけです。 では、逆に、アクセント記号を外す場合を見てみましょう。japonés (日本人)という単語があります。 | ||||||||||||
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もともとアクセント記号がついているのは、上のルールの「1.」、「2.」に当てはまらないからついているわけですが、性数の変化によって、ルール「1.」の条件に当てはまるようになります。よって、アクセント記号は不要になるため、これを外すというわけです。 |
lunes, 2 de enero de 2012
スペイン語のアクセント
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